春の光に誘われて (その1)

きょうは市の郊外にある、憩いの森に散策にでかけました。
雪椿の蕾が、ふっくらと薄紅色になっているのに見とれてしまい
写真を撮るのを忘れていた事にさっき気がつきました。残念。
まだ歩道には雪があり、日なたを歩く時はズボッと足をとられてしまいます。
何日か前に、誰かさんが歩いたカンジキの跡を、
そのままトレースして、楽々歩行できました。

 去年の同じ早春の頃に見つけた鳥を、また同じ杉林で発見しました。
ツツピーツツピーと高音で鳴き、スズメより小さく黒っぽく、
キツツキのように、杉に垂直に止まります。
かなりせわしなく動き回り、ホバーリングもできますし、
去年は木から池に移動して、泳ぐのも見ました。
市の理科の先生方が作っている研究会に聞きましたが、判りませんでした。
もしかしたら新種?

 頂上でゆっくりお昼、お湯を沸かし食後のコーヒー。

  ああ この無為の時よ‥‥

ホイットマンだったか、シュトルムだかの忘れかけていた詩が
冬のウツと重さが消え去った後の軽い心に、甘く切なく蘇ります。
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# by ellwangen | 2006-03-28 20:56 | Comments(0)

聖護院大根

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散歩の後、畑に直行。
秋に収穫しそこねた大根掘りをしました。
名前のとうり京野菜ですが、柔らかいので
雪には耐えられずに、腐ってしまったかと思っていました。
友達のところに持って行ってあげようと、ルンルンで頑張ったのですが、
ネズミのかじった跡が、ビーバーの歯型のようにチョンと僅かに付いていて
その傷が盛り上がり、回復していました。
そんな状態から、おそらく雪が降る前の悪戯と思われます。
傷口を盛り上げてかさぶたで塞いで、冬を越した大根には敬意です。
そんな訳で、当事者には愛しい愛しい大根ですが、
プレゼントには失礼ですから、なりませんでした。
1個丸ごと全部食べてから、次のをかじってもらいたいものですが、
ネズミは、何でも少しずつ食べて、全部にいたずらをします。

 でも我が家では、ご馳走になりました。
酢の物の柔らかくて美味しい事。
味噌汁もとろけるよう。

 久しぶりの肉体労働でしたから、心地よい疲労感で満足。

# by ellwangen | 2006-03-07 21:24 | Comments(0)

やっと春の実感

 今日は、とてもとてもいいお天気でした。
午後、スノーシューを履いて、川端の散策に出かけました。
ばあちゃんからは、「フキノトウがあったら少し採ってきてね」と
リクエストをもらったのですが、残念ながら見つかりませんでした。
フキノトウは、パイオニア植物と呼ばれているように、道路工事などで
のり面が削られ、露出している場所などに、他の植物に先駆けて
進出して、大きな美味しそうな群生が見られます。

 デジカメ持参でしたが、あんまりいいお天気でしたから
テカッテしまい、よく画面が見えなくなり質より量で勝負。
後で消去法で選んでいます。

 夏には一面に葦が茂り、ヨシキリが鳴く川辺ですが
今は鴨が遊んでいます。
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# by ellwangen | 2006-03-07 20:29 | Comments(0)

旧暦の大晦日

 今日は、旧の大晦日です。
戦後生まれの私ですが、旧暦で考えたり暮らしていると
体にしっくり馴染みます。

 ああ、やっと新しい年がやってきた、という大きな喜びは
今頃の自然が体現してくれています。
特に農業に関して先人の言い伝えは、貴重なものが多くあり
旧暦はとても大事です。

 こたつに座ったまま、手の届く所に置いてある「高島暦」を
折りにふれて見ながら、新暦との時差を解消して心身をリセットします。
そのつど原点に帰るような、懐かしい原風景の中に戻るような
安らぎを覚え、穏やかな気持ちになります。

 雪の下から堀あげたネギです。
バターで炒め、塩コショーの簡単調理ですが、
甘くてとろ~りとして、水分も多いので、生クリーム入り?と聞かれます。
白い器に盛り付けると、もうフランス料理以上です。
素材派料理人の自画自賛でした。
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# by ellwangen | 2006-02-16 20:48 | Comments(0)

税申告の季節

 やっと、青色申告の記帳が終わり、税務署に提出するばかりになり
ホッと一息ついています。
パソコンに、「農業簿記ソリマチ」をインストールして
入力していくと、貸借対照表、損益計算書がばっちり出来上がります。
縦計算と横計算が合わなくて、何日もかかった昔が嘘のようです。

 気分転換にと、美容院に出かけたのですが、今日は火曜日でお休み。
春を迎えるヘアースタイルは先延ばしです。
 
 記帳しながらいつも思うのですが、ころころと変わる農政に、
簿記の仕分けでは、毎年苦労します。
生産者から農政対策費の名目で、通帳から引かれている金額が、
賄賂や付け届けに使われている事を、今度のパールライス秋田の
米の横流し不祥事で知りました。
全農の上層部には、唯ハンコをつくのが仕事でペーパーマージン稼ぎの
お偉いサン達がいて、たかりの構造でできていると聞いた事がありました。
半信半疑でしたが、今日、国会の予算委員会審議とを聞いていると、
確信に近いものがあります。
ちなみに17年産米を、生産者は60kgで12000円位で出荷しました。
販売代金返還という年もありますので、果たして今年は?
農水省天下り達が椅子に斜めにふんぞり返って座って、その周りをもみ手
すりすりの取り巻きが追従しているのかしら?

 私も農協の正組合員ですが、広域合併してからよく分からなくなりました。
秋田県JA組合長のボスの地位に、この前までついていた人が
今は私達のJAの組合長になっています。
いきさつについては、組合員は誰も知りません。
もし、パールライス問題の道義的責任があるとしたら、地元でだって
やるべき人ではないと思うのですが、直接聞けませんし。
月1回発行される農協だよりで、積極的に所信を述べてくだされば
理解しやすいのですが。
このままでは、お互いに不幸です

それにつけても懐かしく思いだすのは、2年前に研修で出かけた
大分県のJA大山町です。
指導者に立派な人を抱くと、こんな事まで可能かと夢見る思いでした。
興味のある方は、ぜひJA大山町か、大分大山町農業協同組合で検索してくださいね。

# by ellwangen | 2006-02-07 17:52 | Comments(1)

お見舞い

 今朝は見事な朝焼けでした。
日中もそれはそれは、ハワイのような空で言う事なし。


 きょうは病院にお見舞いに行きました。
24日に、市内に住んでいる叔父が庭の除雪中に倒れ、
救急車で集中治療室に運ばれましたが、意識は回復しません。
心筋梗塞で、日ごとに悪化しているそうです。
叔母はすでに亡くなり、一人暮らしでした。
屋根の雪は、私のつれあいが手伝っていましたが、
毎日の除雪と決まった時間の流雪溝は、80歳の老人には
重労働だったと思います。
友達が、除雪機をもってしょっちゅう来てくれていたそうで、
とてもありがたいです。

 また親戚のおじさんは、去年の10月に集団検診を受け、
異常なしの報告をうけたそうです。
(私も去年の5月の同じ検診で、胃がんを見つけてもらいました)
年末あたりからお酒も美味しいと思わなくなり
お腹も我慢できる程度だが痛くなり、胃カメラの結果
ステージ4の胃がんで、肝臓にも転移していて手術ができないと
直接に告知を受けたそうです。

 見つかる、見つからないの差はどこにあるのかしら?

様々な事を考え、どっと疲れて晩御飯が食べられませんでした。


 朝6時50分の東の空
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# by ellwangen | 2006-01-29 20:01 | Comments(1)

雪の中の野菜

 今日は、空の天井が抜けたかと思うような大雪で、
48年の豪雪を思いだしました。
でも太平洋側や、高度1万mの上空では、すばらしい青空でしょうし、
辛くなったら、そっちに遊びに出かけましょうと自分を鼓舞しています。

 息子夫婦が近くに住んでいますが、いつもは
野菜を持って行くように言っても、「貰ったりしてあるからいいよ」
でしたが、今朝は珍しく、ばあちゃんに電話でリクエスト
大正14年生まれのばあちゃんは、この大雪の中を
孫の為に張り切ってご覧のとうり。
彼女の身長の1.5倍の深さです。



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# by ellwangen | 2006-01-22 17:29 | Comments(1)

男女共同参画

 秋田県では、中高年の男子の自殺が多いのはご周知のとうりです。
男尊女卑の風土が、いまだに深く根付いているのが一因とも言われています。
女性より経済力があることや、体力があることで、
家庭や地域で優位にあると信じて
疑うことなく、女性を劣っていると見なしていた人が、
ある日突然その基盤が崩れ去った時‥‥‥。

 生まれた日から、そういう環境で育てられて来たので、攻める事はできません。
肩肘張らないで、疲れたら、「参ったなあ、大変だよ~」と
周囲に言えたら。

 どちらがなくても、うまく字が書けない、右手と左手の関係のように、
男女も、お互いを認め合って行く社会。
今はまだ
右手が「俺ばかり働いて、お前は動かないで休んでいるばかりじゃないか」
そう言われた左手が「私は何もできない役立たずなんだわ」

 一歩一歩、共同参画の意識を進めて、男性も女性も
生きていきやすい社会を作って行きましょうと、秋田県では
男女共同参画F.F(フィフテイ、フィフテイ)推進員を養成しました。
30人位を1年かけて養成し、その事業を4年続けて
現在、県の各地に95人の仲間がいます。
市から要請があり、何事も勉強と安請け合いしたのですが
灯台元暗しが本音です。

 去年、8市町村が合併した、横手市では
一年近くの時間をかけて、「男女共同参画の行動計画」を作成する事になり、
昨夜、初めてに会議が開かれました。
これからの行政の場面場面に反映させると、
市長さんが、固い決意で取り組む事を、挨拶の中でおっしゃってくれました。
自己紹介の際に、公募の委員さんたちの多彩さに、とても楽しくなりそうで
期待しています。

# by ellwangen | 2006-01-20 21:03 | Comments(0)

よもぎ大福

 いつもの年は、立春を過ぎてから販売していたよもぎ大福を、
ここ3日ばかりの、春のような陽気に誘われて作りました。
季節商品ですから、何ヶ月も休んでいたお菓子を作るのは、
何となく臆病な気持ちになりますが、レシピに丹念に目を通して、
いざ始めると、自然と手が滑らかに動き出し、
くるくるの可愛い大福の出来上がり。

 よもぎは、去年の4月に摘んでいた新芽の冷凍を、
すり鉢ですり、細かくしてたっぷり混ぜます。
写真では、本当の色をお見せできないのが残念です。
作った直後が一番鮮やかな緑です。
時間とともに黒っぽくなるのが不満で、県の総合食品研究所に
問い合わせて見ましたが、
自然素材ですから、室内と言えども紫外線などの作用で
変化は免れないとの事。
毒々しい、着色料に慣れてい現代人には、この鄙びた色合いは
解ってもらえるかしらと、やや心配ですが
お陰様で売れ行きは好調です。
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# by ellwangen | 2006-01-17 12:27 | Comments(1)

セブンイヤーズ イン チベット

  数日前の新聞に、オーストリアの登山家
ハイリンヒ.ハラーが亡くなった記事が載っていました。
彼の書いた小説(ノンフイックション)の映画化を
ブラッド ビッド主演で観たが、映像の美しさが今も目に焼きついている。
イギリス統治下の、インドの強制収容所からの脱出。
厳しいアルプスを越えて、たどり着いたチベットのラサ。
まだ少年だった、ダライラマ14世の家庭教師としての日々。
チベット仏教の神秘さや、曼荼羅の美しさ等や
押し寄せてくる中国共産軍の暴挙など。

後年 ダライラマ14世にノーベル平和賞が授けられましたが
この映画のお陰で親しみが感じられ、受賞を嬉しく思いました。

1997年の作品だから、9年にもなるのかしら。
横手には映画館がないので、秋田市まで出かけなければならないのが
辛いところです。


 NHKで「氷壁」がドラマとして、今週末から放映されるそうですから
楽しみにしています。
井上靖の原作は穂高ですが、ヒマラヤのK2に替わっているようです。

# by ellwangen | 2006-01-11 15:40 | Comments(0)