2015年 07月 28日
月山から湯殿山へ 7.28
月山登山口に向かいました。
何回か登っている山ですが、
湯殿山に縦走するコースは初めてです。
登りはじめから、霧や雲がせわしなく流れ、
眺望は期待できないと、あきらめました。
それでも、高山植物の種類の多さに、力を得て歩を進めました。
頂上に行って戻ってくるコースでしたら、
最悪の場合、「私はこの小屋で待っています」
も可能ですが、今回はエスケープルートもなく、必至でした。
写真も数枚撮りましたが、霧でぼやけて使えませんでした。
風が強い場所があり、吹き飛ばされそう。
やっと着いた月山頂上の三角点
勾配が75度のアルミハジゴ、250M位の高低差を
慎重に降り、沢になっている登山道を降りているとき、
私の前を歩いている、単独行の白装束で、70歳手前位の女性
が、歩き方がおかしくなり、すぐ、水の中に座り込んでしまいました。
急がなくてもいいですから、ゆっくり行きましょうと声をかけたら、
「足がつってしまいました、どうすればいいでしょう」
薬を持っていますかと聞いたら、ないとの事。
私も足攣りはよくおこしますので、ポケットからだしました。
筋肉を弛緩させますので、妊婦さんは服用できません。
持病は?と聞いたら血圧の薬を服用と言います。
飲ませるべきか、一瞬悩んでいたら後ろから、
いつも救護を担当してくださっている、長沢さんの姿が見えました。
事情を話したら、飲んでもいいからと素早く処置をしてくれました。
お任せして、私はまた慎重に降りました。
後で聞きいたら、すぐ痙攣は収まり歩けるようになり、
とても感謝されたそうです。
8時間半位の行程、 全員無事に下山、良かった。
国民休暇村羽黒に一泊、
翌日は、羽黒山神社散策と、観光客の歩かないトレッキング
コースを歩き、休暇村ni戻り、入浴とお昼をいただき帰途につきました。
帰りに寄った土門拳記念館は、戦争の前後の様子の
企画展開催中でした。
聞きたくもない国会中継を我慢して、今は聞いていますが、
こんな事になりませんかと、
阿倍さんに解説してもらいたい写真ばかりでした。
by ellwangen
| 2015-07-28 20:21
| 山のあれこれ