2007年 01月 23日
農村を元気にする女性会議
開催されました。
午前は集落営農化の説明で、午後は起業した5人によるパネルデスカッションが
行われ、私も7年前の起業でしたから、、これから起業を考えている方に
何かお役に立てるかと、引き受けました。
業を起こしたいきさつや、今直面している課題、これからの展望などについて
それぞれ聞いてもらいました。
私は単独の起業でしたから、国からの補助金などはありませんでしたが、
紐がない分伸び伸びと仕事ができます。
グループで開業した人には国から5割位補助があり、
無利子の融資もうけられます。
でもそれぞれの家の作業や孫のお守などで、全員が欠けず集合して
作ったりする時間が確保できない等の問題や、経理の大変さに頭を
悩ませているようでした。
国体のお弁当、100人分で10日分の注文を断わった処もありました。
横手管内も去年、一昨年から起業ブームで、収入は判るが
所得がどの位あるのかつかめないなど、脇で聞いていて大丈夫?
立ち上げて間もないのに、脱会してしまった人がいるところもあり、
借り入れ金のある場合などは、今後のおおきな課題になってくると思われます。
文春1月号で、数学者の藤原さん(新田次郎のご子息)が、格差社会についての
寄稿で、自殺のワースト県10と、所得ワースト県10と、大学センター試験偏差値
ワースト県10が、ほぼ同じ県で占められていると書いていました。
それらの問題は個々に存在するのではなく、連綿と繋がっている事を
再認識し、本当に切ないです。
ここにだけいれば、そういうものかと慣れていますが、いけない事と思いました。
秋田の政治、行政に携わっている皆さんに必死で頑張ってもらい
一層のリードを期待します。
by ellwangen
| 2007-01-23 19:49