女優の市毛良枝さんが、亡くなってしまった登山家の
田部井さんを偲ぶ文章を載せていました。
神室山に登った時に、
症状は決して芳しくはなかったのですが、
ゆっくり登られて登頂されたそうです。
地元の山岳会が歓迎してくれて、
頂上まで炊事の荷物を担ぎ上げ、
きりたんぽ鍋などの、地元のご馳走をふるまわれ、
大変に田部井さんは喜ばれたそうです。
市毛さんも感謝の気持ちを込め、
書かれていました。
これを読み、これは横手山岳協会の会員でもある、
湯沢の高橋Eさん達のグループのことでは
ないかしらと思い、
日曜日に、真昼岳で一緒でしたから話しました。
彼は、山の帰りに本屋に寄り買って読んだそうです。
「懐かしいなぁ」。と喜んでいました。
神室の頂上小屋には、その時の写真が飾ってあるので、
案内するから行きましょうと、誘っていただきました。
神室は、ヨーロッパアルプスの雰囲気がある、
おおらかで、アルプホルンが聞こえてきそうな
素敵な山です、しかし難儀な山です。
田部井さんがヒマラヤ登頂後に、
横手のセントラルホテルでの講演会に行き、
拝見しました。
小柄でほっそりした方で、飾らない素敵な方でしたね、
ご冥福をお祈りします。
▲ by ellwangen | 2017-06-27 16:06 | 山のあれこれ | Comments(2)